人材マネジメント Feed

2014年1月 2日 (木)

組織と個人を同時に変える

4862761542ロバート・キーガン、リサ・ラスコウ・レイヒー(池村千秋訳)「なぜ人と組織は変われないのか――ハーバード流 自己変革の理論と実践」、英治出版(2013)

お奨め度:★★★★★

ハーバード大学で、成人学習、職業発達論を研究するロバート・キーガン教授の『Immunity to Change』の翻訳書。2009年の刊行以来、免疫システムという変わった概念による変革アプローチの本として評価されている。

変化が必要だと思っても、85%の人が行動すら起こさないとされるが、この本のアプローチによると多くの人や組織は変革できると主張している注目の一冊。変革の必要性を感じている人はぜひ、読んでみよう!


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2013年12月31日 (火)

問題解決に必要なリーダーシップ

4478023417伊賀 泰代「採用基準」、ダイヤモンド社(2012)

お奨め度:★★★★★

マッキンゼーで12年間採用マネジャーを務めた著者が、問題解決を行うには、地頭や論理的思考力よりリーダーシップが大切だといい、リーダーシップのあり方について論じた一冊。

マッキンゼー流のリーダーと日本企業にありがちなリーダーの比較を行い、日本のリーダーという概念の問題点を指摘している。


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組織の不条理のメカニズム

453231917xレイ・フィスマン、ティム・サリバン(土方 奈美訳)「意外と会社は合理的 組織にはびこる理不尽のメカニズム」、日本経済新聞出版社(2013)

お奨め度:★★★★★

マクドナルド、HP、マッキンゼー、P&G、ザッポスなどの企業、ボルチモア市警、サモア政府などのパブリックセクター、アルカイダなどを例にとり、採用、報酬、組織文化、イノベーション、マネジメントにおける不合理の本質を、組織経済学の観点から解き明かした一冊。一つのテーマについて、民間企業とパブリックセクター、宗教団体というふうに2つ以上の性格の異なる組織を比較し、同じことが言えるという仕立てになっており、興味深く読める。そして、911で組織が評価されたアルカイダは本当に理想の組織なのかという検証をしている、


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2013年11月19日 (火)

プロフェッショナルからアグリゲーターへ

4822274179柴沼俊一、瀬川明秀「アグリゲーター 知られざる職種 5年後に主役になる働き方」、日経BP社(2013)

お奨め度:★★★★★

アグリゲーターとはあまり耳にしない言葉だ。この本のあとがきにも触れられているように、いまどき、インターネットで検索してみてもほとんど出てこない言葉だが、組織の枠にとらわれず、才能ある人、技術、チャンスをどん欲に巻き込みプロジェクトを遂行する。そんな人材を「アグリゲーター」と呼ぶ。この本はアグリゲーターとはどんな人で、アグリゲーターを育成することで会社や社会がどう変わるかを議論した本。


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2013年11月 6日 (水)

BCGの叡智のおすそ分け

4492557369マイケル・ダイムラー、リチャード・レッサー、デビッド・ローデス、ジャンメジャヤ・シンハ(御立 尚資監修、 ボストン コンサルティング グループ訳)「BCG 未来をつくる戦略思考: 勝つための50のアイデア」、東洋経済新報社(2013)

お奨め度:★★★★★+α


プロダクトポートフォリオマネジメントで知られるボストン・コンサルティング・グループが50周年を迎えるらしい。50周年に刊行された本がこれ。

彼らの叡智を

・変化対応力
・グローバリゼーション
・コネクティビティ(接続性)
・サステナビリティ(持続可能性)
・顧客視点
・組織能力向上
・価値志向
・信頼
・大胆な挑戦
・組織の力を引き出す

の11のテーマに分けて、50の論文を採録している。羅針盤ともいえるような一冊。


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2013年7月29日 (月)

現場主義のマネジメントの基本

447802409xエドワード・ライリー(渡部 典子訳)「アメリカの「管理職の基本」を学ぶ マネジメントの教科書―――成果を生み出す人間関係のスキル」、ダイヤモンド社(2013)

お奨め度:★★★★★

世界でもっとも大きく、歴史のあるマネジメント研修機関AMA(American Management Association)の公式テキスト「Business Boot Camp」の書籍化。AMAはドラッカーが支援したことで知られるが、ビジネススクールではなく、ドラッカーの教えを背景に持つ現場主義のマネジメントの研修を行っている。現場のマネジャーには是非とも読んで欲しい一冊だ。


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2013年2月 1日 (金)

アングロサクソン化をやめろ

4799312553古我 知史「もう終わっている会社」、ディスカヴァー・トゥエンティワン(2012)

紙版><Kindle版> 

お奨め度:★★★★★

経営の論客、古我 知史さんの新刊。前作の「戦略の断層――その選択が企業の未来を変える」も示唆に富む本だが、この本はさらに視点を広げ、戦略、経営計画、顧客という3つの大きな問題を論じている。方向性は、日本はアングロサクソン化をやめろ。

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2013年1月17日 (木)

自己学習によってMBAレベルの能力を身につける

4862761356ジョシュ・カウフマン(三ツ松 新監訳、渡部 典子訳)「Personal MBA――学び続けるプロフェッショナルの必携書」、英治出版(2012)

お奨め度:★★★★★

Personal MBAは、自己学習によってMBAレベルの能力を身につけようとする本だという。その点で、読者にはあまり関係ない話かもしれないが、この本は極めてよく考えられている。MBAについて関心がある人は一読してほしい。

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2013年1月 4日 (金)

責任を取るとはどういうことか

4822249352清水勝彦「実行と責任 日本と日本企業が立ち直るために」、日経BP社(2012)

お奨め度:★★★★★

ついに、日本型経営の問題の本質に清水先生が切り込んだ一冊。「戦略と実行」の続編として、非常に面白い問題提起をされており、責任の所在が明確になり、誰かが責任をとれば組織は成功するのか?という問いについて、いろいろな観点から議論されている。清水節の真骨頂。

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2012年12月26日 (水)

思考法をアップグレードする

4484121204アラステア・ドライバーグ(田口未和訳)「ビジネスについてあなたが知っていることはすべて間違っている」、阪急コミュニケーションズ(2012)

お奨め度:★★★★★

ビジネスにおける常識を新しい思考法によって打破し、正しい意思決定をするための方法を示している本。価格設定、コスト削減、業績評価、予算と事業計画、行動原則、動機づけなど、ビジネスとマネジメントについて広くテーマを取り上げている。とくに、大企業のマネジャーに読んで欲しい本だ。

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