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2020年10月 7日 (水)

アマゾンの仕事術やマネジメントに関する本

ちょっと必要があって、アマゾンの書籍を手当たり次第読んだので、共有しておきたいと思います。見落としているものがあれば、ぜひ教えてください!

アマゾンという素材が面白いので、書かれている本もそれなりに面白いという印象があります。ビジネス書として面白かった本は、2冊。この2冊は、ブログやFBで取り上げていますね。ブログの方は、リンクをつけています。

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John Rossman(渡会圭子訳)「アマゾンのように考える 仕事を無敵にする思考と行動50のアイデア」、SBクリエイティブ(2019)

https://mat.lekumo.biz/books/2019/11/post-2edc.html

佐藤 将之「アマゾンのすごいルール」、宝島社(2018)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4800282438/opc-22/ref=nosim


日本で一番アマゾンの本をたくさん書かれているのは、佐藤 将之さんです。佐藤さんはアマソンジャパンの立上げメンバーの一人だそうで、心底、アマゾンに惚れていらっしゃるようです。その藤井さんが、一番、最初に書かれたアマゾン本が、アマゾン時代を振返って書かれたこの本です。

佐藤将之「Amazon真の強さの理由」(自費出版)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B06Y3LHS8S/opc-22/ref=nosim

その後、

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佐藤 将之 「1日のタスクが1時間で片づく アマゾンのスピード仕事術」、KADOKAWA(2018)

https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4046040009/opc-22/ref=nosim

佐藤 将之 「アマゾンのすごい問題解決」、宝島社(2019)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4800289890/opc-22/ref=nosim

佐藤 将之「amazonのすごい会議: ジェフ・ベゾスが生んだマネジメントの技法」、東洋経済新報社(2020)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492503137/opc-22/ref=nosim

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2020年7月13日 (月)

組織は管理欲求を満たすためにウソを定着させる

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マーカス・バッキンガム、アシュリー・グッドール(櫻井 祐子訳)「NINE LIES ABOUT WORK 仕事に関する9つの嘘」、サンマーク出版(2020)

(Kindle)https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B089N4JW6H/opc-22/ref=nosim
(紙の本)https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4763138162/opc-22/ref=nosim

 

お薦め度:★★★★★

 

 

 

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2020年6月19日 (金)

「思考の落とし穴に陥らない」ためのリスト

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ロルフ・ドベリ(中村 智子訳)「Think right 誤った先入観を捨て、よりよい選択をするための思考法」、サンマーク出版(2020) 


(Kindle)https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B089LQ12NK/opc-22/ref=nosim
(紙の本)https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4763138030/opc-22/ref=nosim

お薦め度:★★★★★

 

 

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2020年5月31日 (日)

今いる地点から、未知のB地点にたどり着くために

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エイミー・ウィテカー、山口周(電通 京都ビジネスアクセラレーションセンター編、不二 淑子訳)「アートシンキング 未知の領域が生まれるビジネス思考術 (ハーパーコリンズ・ノンフィクション) 」、ハーパーコリンズ・ ジャパン(2020)
 
 
 
お薦め度:★★★★★

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2020年5月19日 (火)

【読書リスト】2020年5月前半に読んだ本

バックナンバー https://mat.lekumo.biz/books/read/
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紹介記事を書いた本
 
5月前半に書いた紹介記事は2冊です。
 
田坂 広志「直観を磨く 深く考える七つの技法 (講談社現代新書) 」、講談社 (2020)
https://mat.lekumo.biz/books/2020/05/post-0481.html
 
山口 周、水野 学「世界観をつくる 「感性×知性」の仕事術」、朝日新聞出版(2020)
https://mat.lekumo.biz/books/2020/05/post-8f25.html
 
 
◆読んだ本
 
次に5月前半に目を通した本です。
 
例によって☆はこれから(いつになるかわかりませんが)書評を書きたいと思っている本です。★は評価です
 

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☆デイビッド・エプスタイン(中室 牧子解説、東方 雅美訳)「RANGE(レンジ)知識の「幅」が最強の武器になる」、日経BP(2020)(★★★★★)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822288773/opc-22/ref=nosim
※原著は、「RANGE:Why Generalists triumph in a Specialized world」。タイトルの通り、ジェネラリストトの優位性を述べた本。名著!
 
☆河南 順一「Think Disruption アップルで学んだ「破壊的イノベーション」の再現性」、KADOKAWA(2020)(★★★★)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4046043911/opc-22/ref=nosim
※アップルのThink Diiferent活動の日本の責任者が書いた、アップルの破壊的イノベーションの方法論。読んでいて非常に楽しい。
 
高田旭人「ジャパネットの経営 東大卒2代目の僕がカリスマ社長の後を継ぎ大事にしてきたこと」、日経BP(2020)(★★★★)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4296104918/opc-22/ref=nosim
※名著っていうか、高田さんの生き方が面白い!
 
☆坂井直樹「好奇心とイノベーション 常識を飛び越える人の考え方」、宣伝会議(2020)(★★★★1/2)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4883354954/opc-22/ref=nosim
※コンセプター坂井直樹さんの未来社会がもたらすものについて対談集。松岡正剛さん、猪子寿之さん、など一癖ありそうな8名が登場する。
 

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☆スティーブ・バッコルツ、トム・ロス、ウィルソン・ラーニング ワールドワイド株式会社( 小田 理一郎監訳、 東出 顕子訳)「成長企業が失速するとき、社員に“何"が起きているのか? 仕事に「働きがい」と「エネルギー」を取り戻す方法」、日経BP(2020)(★★★★1/2)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4822288870/opc-22/ref=nosim
※変化に直面した組織のエンゲージメントとリーダーシップを分析した本。いいタイミングで出てきた。

2020年5月 1日 (金)

【読書リスト】2020年3月~4月に読んだ本

バックナンバー https://mat.lekumo.biz/books/read/
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事情があって、ビジネス書の杜のブログ、FBページの更新が止まっていますが、そろそろ再開したいと思います。
 
とりあえず、3月、4月と読んだ本の紹介をしていませんので、紹介するところから再開します。あまり本を読めていないので数は少ないですが、結構いい本に当たっています。
 
例によって☆はこれから(いつになるかわかりませんが)書評を書きたいと思っている本です。なお、フェースブックでコメントしていない本によっては一口コメントをつけてあります。★は評価です。
 
 

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☆吉田幸司「「課題発見」の究極ツール 哲学シンキング 「1つの問い」が「100の成果」に直結する」、マガジンハウス(2020)(★★★★1/2)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4838730810/opc-22/ref=nosim
※哲学を課題発見のツールにしようと提案し、その方法をまとめた本。
 
 
高松 康平「筋の良い仮説を生む 問題解決の「地図」と「武器」」、朝日新聞出版(2020)(★★★★)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/402331868X/opc-22/ref=nosim
※ロジカルシンキングの重要な課題である仮説の生成を適切に行うために、問題解決の地図と武器を持とうという考えで、地図と武器になる手法を紹介した本。
 
クロード・スティール(北村英哉日本語版序文、藤原朝子訳)「ステレオタイプの科学――「社会の刷り込み」は成果にどう影響し、わたしたちは何ができるのか」、英治出版(2020)(★★★★1/2)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4862762875/opc-22/ref=nosim
※社会心理学では有名な手法であるステレオタイプが、実社会では十分に認識していない。その理由を、「差別」と「偏見」と混同されやすいことにあるとし、独特の視点からステレオタイプの意義と取り扱いについて論じた本。
 
ガブリエル・ワインバーグ、ローレン・マッキャン(小浜 杳訳)「超一流が実践する思考法を世界中から集めて一冊にまとめてみた。」、SBクリエイティブ(2020)(★★★★)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4815604428/opc-22/ref=nosim
※思考法を選択、結果想定、タイムマネジメントなど9つのジャンルに分け、それぞれについて著名なリーダーたちの思考法を紹介している。
 
☆羽田康祐 k_bird 「問題解決力を高める「推論」の技術」、フォレスト出版(2020)(★★★★★)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4866800615/opc-22/ref=nosim
※独特の視点により、洞察、予測と検証、アブダクションについて解説し、それらの組み合わせによって推論力を高める方法を示している。ロジカルシンキングができる人にも新たな発見が多数あるだろう。
 
細谷 功「「具体?抽象」トレーニング 思考力が飛躍的にアップする29問」、PHP研究所(2020)(★★★★)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569845991/opc-22/ref=nosim
※細谷さんのテーマである具体と抽象の行き来に関する新刊。今回は多くの問題を準備してあり、考えながら思考スキルが身につく一冊になっている。
 
☆山口 周、水野 学「世界観をつくる 「感性×知性」の仕事術」、朝日新聞出版(2020)(★★★★1/2)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022516739/opc-22/ref=nosim
※両者の書籍はほとんど読んでいるので特に新しさは感じなかったが、話がかみ合わない部分があって、その議論がなかなか、興味深かった。

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2019年11月27日 (水)

The Amazon Way(ザ・アマゾンウェイ)

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John Rossman(渡会圭子訳)「アマゾンのように考える 仕事を無敵にする思考と行動50のアイデア」、SBクリエイティブ(2019
 
 
 
 
 
お薦め度:★★★★★
 
 
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2019年10月28日 (月)

VUCAの時代に活躍するために読んでおきたい本

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◆はじめに
 
VUCAが急速に広まってきています。VUCAとは
 
「Volatility」(変動性:変化が激しく不安定)
「Uncertainty」(不確実性:問題や出来事の予測がつかない)
「Complexity」(複雑性:多数の原因や因子が絡み合っていること)
「Ambiguity」(曖昧性:出出来事の因果関係が不明瞭で前例もない)
 
の略語で、一言でいえば、
 
「あらゆるものを取り巻く環境が複雑性を増し、将来の予測が困難な状態」
 
です。
 
このような時代にはロジカルシンキングなどの従来の方法をいくら勉強しても役に立ちません。VUCAに対応した勉強が必要です。中でも重要だと考えられているのが、直感や主観をうまく活用していくことです。また、その具体的な方法として最近注目されているパーパスという概念があります。
 
この記事では、このような本を紹介したいと思います。
 
 
◆タイトルにVUCAが入っている本
 
まず、タイトルにVUCAが含まれている本を紹介しておきます。昨年まではありませんでしたが、今年になって何冊か登場してきています。
 

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就実大学経営学部編「VUCA世界における日本の選択 (就実大学グローカルブック) 」、吉備人出版(2019)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4860695720/opc-22/ref=nosim
 
河野英太郎「本当は大切なのに誰も教えてくれないVUCA時代の仕事のキホン」、PHP研究所(2019)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569842453/opc-22/ref=nosim
 
時吉康範, 時吉 康範他編集「2030 経営ビジョンのつくりかた VUCA時代を乗り切る」日本経済新聞出版社(2019)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532322898/opc-22/ref=nosim
 
柴田 彰「VUCA 不確実な時代の7つの能力」、日本経済新聞出版社(2019)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4532323126/opc-22/ref=nosim
 
 
◆VUCAについて触れている本
 
次に、VUCAに触れている本として、ぜひ、読んでおくとよいものは、以下の2冊です。
 
山口周「ニュータイプの時代」(ダイヤモンド社)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/447810834X/opc-22/ref=nosim
 
岩下智「面白い! 」のつくり方(CCCメディアハウス)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4484192217/opc-22/ref=nosim
 

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2014年2月 6日 (木)

イノベーターは武士道を捨てる

4434187406ゲーリー・シャピロ(中西 真雄美訳)「ニンジャ・イノベーション」、アルファポリス (2013)

お奨め度:★★★★1/2

全米家電協会の会長兼CEOのゲーリー・シャピロ氏が、イノベーターを忍者に例えて、その心得や行動規範を読本としてまとめた本。

全米家電協会参加企業のエピソードが中心に公的機関なども含めて、詳細な本質が分かるエピソードで構成されており、すぐに読めてためになる一冊。


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2014年1月28日 (火)

生産性を上げ、目覚ましい成果を得るシンプルな方法

4797375116ゲアリー・ケラー、ジェイ・パパザン(門田 美鈴訳)「ワン・シング 一点集中がもたらす驚きの効果」、SBクリエイティブ(2014)

お奨め度:★★★★★+α

バランスを取らずに、一点集中を行うことのご利益と、一点集中の方法について述べた一冊。

個人の仕事の方法にも、チーム(組織)としての仕事のやり方にも通用する方法であり、読んでいる限り、バックボーンとなるロジックがあり、「私はこういうやり方でうまく行っています」式の啓蒙書とは一味違う良書。


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