【ほぼ日 読書日記】2008年11月28日
水平思考の新しい解説書を注文しておいたのが届いた。
山下 貴史「3分でわかるラテラル・シンキングの基本」、日本実業出版社(2008)
ラテラル・シンキング(水平思考)の本というのは、ロジカルシンキングのように冠をかぶせていないので目立たないが、実は意外と多い。その中でも、ウミガメのスープシリーズの著者であるポール・スローンの
ポール・スローン (著) 「イノベーション・シンキング」、ディスカヴァー・トゥエンティワン(2007)
が定評があり、実際に一番よい本だと思うが、この本も意外(失礼!)とよい。日本実業出版社という出版社は本当にこういう本を作るのがうまいなあ。
ただ、フレームワークとしているが実際にはハウツーに近い。こういうレベルでしか水平思考を理解できない人が、水平思考を実践できるかどうかは疑問だなあ、、、ロジカルシンキングであればこういう本は大切だと思う。理解できれば誰でも実践できるから。ラテラルシンキングはそうはいかないだろう。
一抹の疑問はあるが、いい本だから、そのうち、ブログで紹介しよう。
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