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2006年12月 1日 (金)

「ひとつ上のチーム。」を作る方法

484432330x_01__aa240_sclzzzzzzz_v3722126_1 眞木準「ひとつ上のチーム。」、インプレスジャパン(2006)

お奨め度:★★★★1/2

コピーライターの眞木準さんの編集する「ひとつ上」シリーズ第3弾。クリエイタの仕事術を紹介するこのシリーズネーミングが気に入っている。もちろん、内容も面白いのだが、今回のものが一番響いた。

ちなみに過去の2冊は、ベストセラーになった「プレゼン」と「アイディア」。

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ひとつ上のプレゼン。」は、プレゼンテーション本が大量に出版されていた2005年に出てきた。装丁も豪華だし、値段も高い。そこに、このタイトル。内容も確かに素晴らしいと思うのだが、ビジネスプレゼンテーションではどうかなと思う内容も多少あった。

ひとつ上のアイディア。」。この本は素晴らしい。単発的にアイディアを出すことはそんなに難しいことではない。しかし、継続的にアイディアを出し続けることは非常に困難なことである。それをアイディアで飯を食っているともいえるクリエイタがど4844321889_1のように工夫しているかを解説している。クリエイタならずとも、例えば、継続的改善活動など、多くのビジネス活動でヒントにできる。もっとも、アイディアを連続的に出す仕事をクリエイタというのかもしれない。すると、現場改善に継続的に取り組んでいる人も、クリエイタだ。

さて、第3弾のチームだが、アイディアは「ほ~」という感じだったが、チームには感動した。クリエイティブな作業は個人作業だと思っていたが、よく考えてみれば、多くの人の知恵を借りればかりるほど、よい知恵がでてくるのだ。これにはある種のジレンマがある。人を集めてまとまらないと、逆に一人の方がクリエイティブな仕事ができるだろう。

その意味で、クリエイタにとってチームマネジメントは生命線であることが、この本を読んでよく分かった。また、いかにそこに命を賭け、チームの活性化に取り組んでいるかがよく分かる。まさに、クリエイタはチームビルディングにもクリエイティビリティを発揮しているのだ。チームマネジメントの教科書には書かれていないような宝石のようなアイディアが並んでいる。

目次

イントロダクション(「チームは『手、編む』である。」「チームは『個
織』である。」ほか)
チームの「思考」(「ネガティブな状況からチームは盛り上がる。」佐々木宏、
「『日本人はチームプレーが得意』は幻想だ。」杉山恒太郎ほか)
チームの「環境」(「欲しいのは想像を超えた成果物。」大島征夫、「いかに
ルールを定めるか。」小沢正光ほか)
チームの「関係」(「アイディアよりも重要なものがある。」葛西薫、「ひとり
で100%のものはつくれない。」谷山雅計ほか)
チームの「形態」(「クリエイ
ティブ・ファースト」岡康道、「目指すはエレガント。」一倉宏ほか)
チームの「自分」(「"熱"のもとで、自然体で。」永井一史、「自分の匂いを生
かせるか。」山本高史ほか)

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